スカウト杖  〈Scout Stick〉
 イギリスでは、正装につきものであった。
 ネッカチーフと同様、スカウトの特長であった。

 ロープを常に腰に下げるのと同様、「そなえよつねに」を表しており、救急用、ゲーム用、計測用とし、常時ナイフを下げないのと同じで、常時携行するものではなかった。
 現在これを常用していないのは、アメリカ流儀の影響である。 長さは鼻までの高さの棒で、それには長さの目盛りを刻みつける。
 指導者は先が二又になっているサムスティックまたは普通のステッキを左手にもっていた。

 初期の日本のボーイスカウトは「団杖(だんじよう)」と呼ばれる杖をもっていた。
 これは長さが4尺(約120cm)の八角棒で1尺(約30cm)毎に目盛りをつけ、最上部の1尺の部分には1寸(約3cm)毎の目盛りがあった。