少年団
 ボーイスカウト運動が日本に伝わった頃は、ボーイスカウトのことを「少年団」といった。

 ボーイスカウトという西洋式の言い方は世問に通用しないので、青年団にならって少年団の方が分かりやすいということと、研究不足のため単なる少年団体とボーイスカウトの区別が、つかなかったことにもよる。

 当初、ボーイスカウト的訓練を行っていると称する団体は必ずしもボーイスカウトではなく、正しくはボーイスカウト類似の団体もあった。
 「Scouting for Boys」という本さえ知らず、兵隊ごっこの団体、遠足会、子供会などであった。
 少年団と称するその中のごく一部が純正のボーイスカウトであった。

 後年、三島通陽 (日本連盟第4代総長) は、ボーイスカウトは単なる少年団とは違うので、もし日本名にするのなら「健児団」とするのがよいと主張したが、すでにこの当時から両者の区別についての問題が起こっていた。