障害児スカウティング  〈Extention Scouting〉
 心身に欠陥や障害を持った少年達が行うボーイスカウト活動のこと。

 古くは1927年 (昭和2年) イギリスにおける試みにさかのぼる。この障害児スカウティングの第一歩はイギリスのスカウト達が、心身障害児の施設や病院を訪問して、彼らと友情を交わしたことが動機であるといわれている。

 日本では1969年 (昭和44年) 6月、静岡県立養護学校の有志職員と保護者が中心となって、同校の生徒でカブスカウト隊とボーイスカウト隊が結成されたのが始まりである。
 その後、1969年10月には西ドイツにおいてはじめて障害児スカウティング国際会議(Scouting with the Handicapped)が開かれた。
 また、各地で障害児スカウトのための大会、アグーナリーが開催されている。

 障害児スカウティングに Handicapped Scouting,Extention Scouting,Scouting with the Handicapped の表現が用いられているが、ときには障害児スカウティングを一般のスカウテイングと区別する言葉になるため、現在では Scouting for all という表現を用いることで、障害を持つ人々(the Disable)ばかりでなく、恵まれない環境での生活を余儀なくされている人々を含めてスカウティングがすべての青少年に開かれた運動であることをより強調するようになつている。