三角点  ★★★
 地図記号の一つ。地図を作製する場合の平面位置の基準となる点。

 花崗岩の柱石の頂部に十字の刻印があり、正面(通常は正確に南面)に三等三角点などの文字、東側の側面に「国土地理院」の文字が刻んである。 また、周囲に4個の保護石で囲んであるので、比較的容易に見つけることができる。
 三角点の等級は、石の大きさからも判別できる。
一等三角点  18cm×18cm
二等三角点  15cm×15cm
三等三角点  15cm×15cm
四等三角点  12cm×12cm
 三角点の設置場所は、山の頂上付近(必ずしも山の最高地点とは限らない)、市役所などの屋上、学校など公共性の高い施設にある広場の片隅など、見通しのよい位置に設置されていることが多い。 三角点には「点名」という三角点の名前が付いていて、通常その土地の名称が用いられている。(地図には書かれていない)

 三角点の名称と、山の名称は必ずしも一致しない。
「前穂高岳」にある一等三角点の名称は「穂高岳」であり、
「西穂高岳」にある三等三角点の名称は「前穂高」であるなどの例があります。

 希にではあるが、三角点の上に「やぐら」が組まれていることがある。これは公共事業などの基本となる測量作業を実施している際に設置するもので、見晴らし台とか信号塔ではないので、昇ったり、揺らして遊んだりしてはいけない。

 国土地理院発行の 1/50,000 地形図には三等三角点までが表記され、1/25,000 地形図では四等三角点までが表記されている。
 三角点には標高の数字も記入されているが、直接測量による数値ではなく、20cm程度の誤差を含んでいる。