| ゴールデンアロー 〈Golden Arrow〉 |
| ゴールデンアローはベーデンパウエルがスカウトの兄弟愛と平和のシンボルとして考えついたものである。 1929年の第3回世界ジャンボリーはイギリス・バークンヘッドのアローパーク(450エーカーの公園)で開催されたが、たまたまこの場所が「アロー」と呼ばれていたことからヒントを得て「ゴールデンアロー」の考えがベーデンパウエルの心に浮かんだ。 このジャンボリーでベーデンパウエルは戦争の呪いの斧を埋める式を行った。 スカウト達は各国入り交じり、大きな車輪のスポーク状に整列し、ベーデンパウエル一人が車輪の中心に立った。 「ここに呪いと戦争の斧がある。私は今からそれをアローに埋める。」ベーデンパウエルは、金色の矢(ゴールデンアロー)を描いた木の桶に斧を入れて埋めた。 まことに演出100パーセントであった。 さらに、ベーデンパウエルは「諸君は友情の呼び声に応じて世界各国からアローにやって来た。いま故国への出発に当たり、平和と善意の旗印、そしてスカウトの兄弟愛をかかげて諸君を送る。今後、平和と友情のシンボルは金の矢(ゴールデンアロー)とする。この矢を持って進みなさい。人類の兄弟愛を世界に知らしめなさい。」 スカウトの正義の矢こそ、スカウトが世界兄弟愛のために高く輝かすべきであり、スカウティングの平和の任務のシンボルとして各参加国に手渡された。 |