左手の握手  〈The Left Handshake〉
 スカウト同志は、親しみの情をあらわすため、「左手の握手」の挨拶をする。
 これは全世界共通のスカウトの挨拶の仕方になっている。

 左手の小指をあけて三指とし、スカウトサインの形で握手する。
 ボーイスカウトで左手の握手を用いるようになったのは、ベーデンパウエルが、西アフリカでの戦役中、1896年にアシャンティ族との戦いにおいて、軍門に下った敵の首長が、左手での握手を望んだ(アシャンティ族の風習で、首長と最も信頼されている者との間にのみ交わされる特別なしるしであった)ことから、ヒントを得たものである。
 このときからベーデンパウエルは両手利きになろうと決意したという。