ハイキング  〈Hiking〉
 野外を徒歩旅行すること。「ハイク」ともいう。

 19世紀のはじめ頃にイギリスのコーンウォール地方で使われた方言で「ハイクする〈Hike〉」という動詞からできた古語で、「てくてく、ほねをおりながら歩く」という意味に使われていた。その後、この言葉は使われなくなり、いつか死語となってしまい、辞書からもその姿を消してしまいました。

 ボーイスカウト運動によってこの言葉が復活され、その後ボーイスカウト用語となって、一般に広まっていきました。

 日本では、松尾芭蕉の「奥の細道」などに出て来る「行脚アンギャ」が、ハイキングに相当する古い言葉である。

 松尾芭蕉の「行脚の掟」のなかに現在でも役に立つものを引用すると・・・
一宿なすとも故なきに再宿すべからず、樹下石上に臥すとも、あたためるむしろと思うべし。
腰に寸鉄たりとも帯すべからず、凡てのものの命をとることなかれ。
衣類器財相応にすべし、すぎたるはよからず、足らざるもしかず、ほどあるべし。
主あるものは、一枝一草たりとも取るべからず、山川江沢にも主あり、つとめよや。
山川旧跡親しく尋ね入るべし、特に私の名をつくることなかれ。
船代茶代を忘するべからず。
夕を思い旦を思うべし。
 ※ ハイキングの種類には次のようなものがある。
 自然研究ハイク磁石ハイク夜間ハイク追跡ハイク冒険ハイク読図ハイク信号ハイク嵐ハイク善行ハイク歴史ハイク探検ハイク宝探しハイク遭難ハイクカメラハイク親子ハイク天文ハイクSOSハイク関所ハイク密書ハイクコロンブスハイク100キロハイクなどがある。

 今まではボーイスカウト以上の部門で「ハイキング」の名称を用いていたが、最近では、ビーバー、カブの部門でも「ハイキング」の名称を用いている。