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(11) チーフリング工房 染色木を使って「チーフリング」を作ります


チーフリング作成の作業工程
( 旋盤など専用工具を使用しないで作成する方法を紹介します )

 以下で紹介する作業では身体に有害な、ほこり・ちり等が多く発生します。
 防塵マスクを着用するなどして安全に作業を行ってください。
 ※ 必要な工具などを準備する
  電動式ドリル 金属&木工用ドリルビット数種・研磨用アクセサリー
のこ・なた(大小) 竹切りのこは切断面が綺麗・「なた」は片刃のもの
切り出しナイフ 片刃のよく切れるもの
彫刻刀 平刀 及び 丸刀
サンドペーパー #100・#240・#400・#600・#1000の内3種程度を
ミニかんな あると便利かな?
クリヤラッカー 水性のつや出しラッカーでも可
ふで 中サイズ程度 (平筆が良い。丸筆はペンチで詰めて平筆に。)
防塵マスク 健康を害さないための必需品です
瞬間接着剤 切り傷などの応急手当に (アロンアルファーなど)
サロンパスなどの「鎮痛消炎」パップ用品----(なぜ必要か?。いずれわかります。)

※※ 使用する刃物は片刃のものを準備する。(両刃はすべるので危険です。) ※※

   

〔工程1−荒仕上げ〕

(1) 丸太材を切断する(長さ=3.5cm〜4cm程度) ---〔のこ〕
(2) 仕上がり模様をイメージングして位置取りをする
---〔定規など〕
 適当な長さに切断したら、断面の染色模様から得られる整形後の表面模様をイメージして、使う場所を決定(位置取り)します。
 この時、表面からは見えない隠れた節の位置などを、微妙に変化する断面模様からイメージできれば、失敗のない位置取りができます。

(3) チーフを通す穴をあける(穴径=15mm程度)
---〔電動ドリル〕
 穿孔は切削量の調整が可能な座ぐり用ビットを使用するか、中心に鉄工用ドリルビット5mmで穿孔し、次に木工抜き穴用ドリルビット15mmで、先端部の先導ネジの機能を無効にして穿孔する二段階穿孔法があります。(二段階穿孔法が確実です。)
 穿孔作業を安全・正確に行うには「万力」を準備して固定してから穴あけをします。
 〔二段階穿孔法の利点 : 両側から狂いなく穿孔可。 力の弱いドリル(バッテリー式)でも穿孔可。〕
 ※ 材料を横に使う時は、両側の丸みを落として小判状(又は大まかな四角形)にしてから穿孔します。
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木工用ドリルビット先端の形状

〔写真左:抜き穴用〕
ドリル自らが食い込んで行くタイプ

〔写真右:座ぐり用〕
切削量の調整が可能なタイプ

(4) 大まかな形を整える(少し大きめに整形する)
---〔大型のなた〕
(5) 角を取る、丸みを付けるなど形を整える
---〔小型のなた〕
 大小の「なた」を使って、全体の形を整えます。「なた」を含めて使用する刃物は「片刃」のものを使用します。(ナイフなど両刃の刃物は 木工工作には適しません。)
 周囲を削り落としながら目的の大きさに仕上げていきますが、木の目の方向に注意して、逆目にならないよう木の中心に食い込んでいくように刃先を入れます。
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位置取りをし、中心に小さい穴(先導穴)をあける。  二段階穿孔で15mmの穴に拡げる  「なた」を使って少し大きめに割る。  小型の「なた」で目的の形に整形する。


〔工程2−仕上げ〕

(1) 切り出しナイフで細部の形を整える (必要な場合)
 「なた」で細かい部分の仕上げが難しい時は、「切り出しナイフ」で仕上げをします。


(2) 彫刻刀、サンドペーパー等でチーフ穴内部を仕上げる

 電動ドリルに装着するロータリーヤスリ(鋼製・サンドペーパー製)、彫刻刀、サンドペーパー等を使用して、チーフ穴の内部を整える。


(3) サンドペーパーを使って表面を磨く

 サンドペーパー(#100〜#1000)で表面を磨いて仕上げをします。
 #100→#400→#1000のように、順番に目の細いものに替えながら、丁寧に仕上げをします。(サンドペーパー仕上げも逆目にならないよう方向に注意して。)

 角に丸みを付ける時は、葉書大に切ったサンドペーパーを手のひらで包み込むようにして、研磨すれば綺麗な丸みのある仕上がりになる。(根気よく焦らず、気長に、丁寧に。)

(4) つや出しニスを塗布して仕上げる
 作品表面の汚れを布などで丁寧に取り除いて、つや出し透明ニス(クリヤラッカー)を筆で丁寧に塗ります。この作業は、乾くのを待って(1日程度)3回〜4回繰り返し上塗りをして完成させます。(トルエン成分が苦手な人は水性ラッカーを使用してください。) 

穴の内部仕上げは「ロータリーヤスリ」を使うと簡単。 サンドペーパーは3種類を準備。(最終仕上げは#1000以上)  つや出し透明ニスは、乾いてから上塗りを繰り返して仕上げる。

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