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(9) 伐採と乾燥&注入量の目安 立木の伐採時期と乾燥・注入量の目安など |
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今回の実験は、8月6日注入し、6日後の8月12日伐採の日程で実施した。染色の状態は満足できるものであった。(商用製品素材への転用を考慮しないレベル→あくまで趣味の延長線上にある作品の作成素材として考えた場合。) |
タンクの染料はどの位で立木に浸透するの? |
| 立木への浸透時間は確認できなかったが、注入後3時間で250ccを吸い上げていたことから判断して、一晩でタンクから立木内部への注入は完了したものと考えられる。 |
| 染料の浸透時間は季節により大差がなかったこと、太陽光線の当たらない日陰の立木では染色活動が殆ど行われなかったことが、島根県産業技術センターの研究で報告されている。 また、鈴木氏の研究報告によると、雨天時には樹液流の働きが極端に低下することが報告されている。 |
| これらのことから、自然環境により立木に浸透するための所要時間には大きな差があるものと思われるが、ペットボトル1500ccで一昼夜程度と考える。 |
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伐採した染色木は自然乾燥してから加工する。 |
| 自然乾燥の期間は対象木の大きさ、時期などで異なるが、2週間〜1月程度で十分と思われる。乾燥は屋内などの日陰で湿気のない場所を選び、時間をかけて自然に乾燥させることが望ましいが、乾燥しすぎると材質が固くなり加工が難しくなる。 (素人が一般に刃物を使用する場合であり、よく切れる刃物を使用するのであれば乾燥させてから。) |
| 加工が比較的容易だったのは、2週間〜1箇月の間であった。 この期間に加工したものは、半完成品の段階で数日間乾燥させた後に、仕上げの作業を行えばよい。 |
| ただし、コースター、行事の参加賞などで、薄く輪切りにする時は、完全に乾燥させてから切断しないと、中央部が凸状に変形してくる。(特に斜め輪切りにした場合顕著) |
| 2箇月〜3箇月間を要して完全乾燥させた場合、生乾き状態で加工したものに比べて染色の色彩が薄くなったように感じられた。(同じ部分の比較ではないので確実ではない。) |
| 乾燥は、横に並べて行うと良い。(
・・と、思われます。) 立てかけて乾燥させると樹木の中にある不純物が樹液流の経路を伝って下り、染色された薄い色彩の箇所が濁った状態に汚くなることがある。 横に並べて時々回転させてやると良い結果が得られるとものと思われる。 |
| また、乾燥途上で切り口部は内部から染料が押し出されるように濃くぼやけてくる。これは、内部に残っている樹液流が伐採後も機能しているためと考えられる。 |
| 乾燥の目安は、小物などを作成後1日以上放置して、色彩の濃度が変化(色合いが薄く変化する)しない時点とすれば良いが、1箇月以上2箇月程度が標準と思われる。 |
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| わずか一回の試行から、染料注入量の目安を無責任に且つ大胆に予測する |
| 対象樹木径:広葉樹、針葉樹
共通 注入口付近の直径=8cm 樹高=8m程度 染料の種類:バブルジェット用インク基本3色(シアン、マゼンタ、イエロー) 原液の分量:各色 100cc(イエローは多少増量してもよい) 希釈後の量:各色共8倍程度に希釈 → 各色800cc (1500ccペットボトルが必要) 注入の期間:注入作業後10日程度で伐採 → 乾燥 → 加工 − |